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2019年02月14日

自然環境が脳を育てる

脳構造の解明が進み、脳内の様々な部位の本当の役割が明確になってきました。( 生物史から、自然の摂理を読み解く )
そんな中、近年は『自然と脳』の関係を追求する研究が進んでいます。
縄文時代~江戸時代と比べて、現代人の追求力が下がってしまった要因を解明するきかっけになりそうです。

一つの記事を紹介します。
NOCC!より引用( リンク )
>まず人間が「何かをできる」ということにはすべて脳ミソが関係している。
脳が働いているとは、五感として刺激を「入力」し、その結果を「運動」として「出力」している、ということ。
そして脳はこの入力と出力のループをすることで学ぶ。

だから根本的に脳は、このループでつくられていき、
その過程で「変わらない」ということだけを残していくことが「学習」するということ。
そしてこの脳を発達させるためにはとにかく自然と向き合うことが必要。
でも現代社会では自然がない。

自然と接することは、体を動かすことにつながり、脳を成長させることにつながる。
だから、自分のからだで動く、つまり、いろんな環境でいろんなことをすることが、
特に小学生以前の子どもは脳の発達のためには本当に大切である。

昔の人は作物を育てて、それを食料としていた。
まず稲を植える。もちろんそれだけで育つわけではなく、当然、豊かに育てるために試行錯誤をする。
知り合いから「この農薬いいよ」と言われても、
すぐ鵜呑みにして3ヶ月後それで失敗してしまったら食べていけなくなる。
だから毎日毎日試行錯誤して、問題が起こったらその対策を考える。

それが「手入れをする」ということであり、その結果、努力・辛抱・根性が身につく。

大人も、子どもも我慢ができなくなったのは、ボタンを押せば片付く社会になっているから。
ボタンを押せばお風呂がわく、テレビがつく、洗濯ができる。
「ボタンを押す→何かが起こる」の間に因果関係はない。

そして、このボタンを押せば何でもできる社会で、子どものいろんな問題を
「ゲームのせい」「携帯のせい」「情報量のせい」といった
何かあればすぐ何かのせいにする」考え方が当たり前になっている。
「何かが起こった→ボタンを押したせいだ」となる。でも人間の性質はそんなに簡単ではない。

何か問題が起こったとして、
まずその問題が起こった過程や、その人の性質を考えないといけないので簡単には片付かない。
それを昔の人は、自然という簡単に手なずけられないものを相手に、ごく当たり前にやってきた
子育ても同じである。
=引用終わり=

私自身も子どものころは近所の山が遊び場でした。ただ山を駆け回ったり、木登りをしたり、秘密基地を作ったり。
親にそこに行けと言われたわけではなく、自然とそこが遊び場になったのです。本能が求めていたのでしょう。
共通しているのは、『体を使いながら、頭も使っているこ』と。
つまり運動神経をフル稼働しながら、常にどうする?を判断していたということ。
思い返すと、一緒に山で遊んでいた友人でぐるぐると悩むようなタイプの子はいなかったように思います。
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今思えば(大人になって都会の生活に慣れてしまった状態から考えると)、危険な場面も多々あったはずです。
それでも、地域の大人は「やめろ」とは言いませんでした。
木登りに失敗して傷をつくって帰れば、「次は上手く登れよ」と。
ところが、小学校高学年~中学生になるとみんなテレビゲームに夢中になり、山で遊ぶことはなくなりました。
そのころから、『追求』と呼べることをしなくなっていきます。

そもそも昔は、自然しか遊び場がなかったのですから、毎日の遊びが追求場面でした。
自然がない。自然がない。とよく耳にしますが、『ゲームやテレビを捨てて、自然がある場所へ行こうとしていないだけ』。
今の子供たちには、自然に触れる中で運動神経をフル稼働させながら、追求できる脳を養っていってあげましょう。

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2019年02月13日

砲丸投げで五輪を制覇した辻谷工業② ~モノの声も読み取り周囲に感謝するスタンスが飽くなき追求を生む~

オリンピックの砲丸投げで三大会連続で金・銀・銅メダルを独占した日本の「砲丸」。それを造った辻谷工業を取り上げています。今回も「ちっちゃいけど世界一誇りにしたい会社」(阪本光司著:ダイヤモンド社)から一部引用して紹介します。

辻谷政久社長(当時)は、国際規格をクリアする砲丸を作り出すために、それまで材料を仕入れていた埼玉県川口市の鋳物屋で修業させてもらうことになりました。「モノづくり」の原点ともいえる材料を知ることに立ち返ったのです。鋳物工場では、木型や砂型づくりをしたり、バリ(余計な部分)を取り除いたり、何でもやったそうです。

夏は50℃にもなる灼熱の現場で、塩を舐め、水を飲みながらの過酷な作業。その作業を通して辻谷社長はいろんなことに気付きます。

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2019年02月06日

砲丸投げで五輪を制覇した辻谷工業①~魔法の砲丸は小さな町工場の職人によって作られた~

日本は、砲丸投げで1996年アトランタ五輪、2000年シドニー五輪、そして2004年アテネ五輪の三大会連続で金・銀・銅を独占しました。
といっても競技者ではなく「砲丸」そのもののことです。その砲丸は埼玉県富士見市の典型的な家内工業である「辻谷工業」で作られ、オリンピックの記録を産み出していたのです。

写真はコチラからお借りしました

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「 鉄の玉なんて、単に型に流して作るだけで、大袈裟な 」と思われた人も多いはず。そう最初は私もそうでした。しかし単純に見えて、単純に見えるからこそ難しいポイントがあるのです。
今回は「ちっちゃいけど世界一誇りにしたい会社」(阪本光司著:ダイヤモンド社)から一部引用して紹介します。

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2019年01月31日

「お互い様」の意識

「お互い様だから」という言葉を最近耳にしなくなったように感じる人は多いだろう。
特に地方出身で都市に出てきた人はより強く感じるかもしれない。

地方で過ごした子ども時代を思い返すと、遊びたければ近所のお兄ちゃんに遊んでもらったり、
逆に近所の年下の子どもと遊んであげたりもした。
「お互い様だから」と、親同士はおかずをわけあったり、家の修理を手伝いあったり。
そういう風景が“普通に”あった。
子どもに焦点をあてれば、遊びでも何でも追求したければ近所の誰かを誘って“自然と”みんなで追求したものだ。

今は(特に都市では)、「お互い様」よりも親からの「“他人”に迷惑をかけるな」が強制圧力となって、
追求したくてもできない。そんな状況。

実は縄文時代からこの「お互い様」という精神は日本人の中にあった。
以下 リンク  より引用
>縄文人には「個」の概念はなかった?

仕事内容によっては男女が区別されていたものはあるだろうが、明確に分担されていたとは思えない。

「縄文時代には個という概念がなかったのではないか」という研究者の話を聞いた。なかなか痺れる考え方だ。共同体として生きている彼らにとって、「自分が!自分が!」という強い自己顕示は、生きていくうえで邪魔だったというのだ。

つまり、「わたくし」という個人よりも、共同体に主体があり、その共同体の中の1人、という感覚で生きていたという。

私たちにとって「個がない」というのは感覚的にピンとこない。私は私であり、この現実を生きていくためには自己をある程度主張しなければならない場面もある。中には大多数に埋没してしまうことに恐怖を覚える人もいるだろう。しかし、縄文時代は個に重きを置かない社会だった可能性があるという。

もう少し言うと、他者も自分も分け隔てのない世界ということになる。あなたも私も同じ存在だということだ。

獲物が取れれば、仕留めた人が総取りするのではなく、すべての人に肉が行き渡るようにする。自分だけが生き延びられればいいという考え方は存在しにくい環境だったのではないかと私は思う。だって、厳しい自然環境に立ち向かうのに、ちっぽけで非力な人間が、ひとりで何ができるというのか。

彼らも人間だからいろいろと思うこともあったはずだ。腹いっぱい思う存分肉が食いたいと思うことも、そりゃあ、あるだろう。だからといって、独り占めしてしまえば、ほかに飢える人が出る。だったらそいつが自分で仕留めればいいじゃないか、と思うが、人には運がいい時も悪い時もある。今日はたまたま最後の一撃を放ったのが自分だったけれど、次は違うかもしれない。その時、その人が独り占めしてしまったら今度は自分が飢えることになる。お互いさまなのだ
=引用終わり=

しかし現代はどうか?共同体は解体され、家族という小さな集団のみに収束している。
家族以外はみな『他人』になっているのだ。
外国人が日本にきて驚くことの一つが「電車で妊婦や老人に席を譲らないこと」らしい。
象徴的な話として、次のような話がある。

以下 リンク より引用
>台湾でよく使われる言葉に、「同理心」という単語がある。日本語に翻訳する場合は「共感」という言葉に近いが、相手の立場や理屈に立って物事を考えるというニュアンスがより多く含まれ、一語で表すことは難しい。言葉は、その社会や文化を表す。つまり日本は「同理心」を生かす機会が少ない社会といえる。実際に多くの台湾人が、来日してショックを受けた事柄として「日本人が席を譲らないこと」を上位に挙げている。

「公共交通車内における協力行動と規範に関する国際比較」(※1)という論文によれば、席を譲る行動について「行いたい」「行うべき」という日本人の規範意識は他国(英国、フランス、ドイツ、スウェーデン、・韓国)に比べて同程度かむしろ高いにも関わらず、「実際の行動に移しているか」という行動頻度については、他のどの国よりも圧倒的に低い平均値を示している。

>例えば台湾の「同理心」に対し、日本で最近よく見聞きする言葉に「自己責任」がある。これは、2004年のイラク邦人人質事件で日本社会に定着し、最近ではシリアで人質になり解放されたジャーナリスト・安田純平さんを非難する際に使われ、多くの論争を巻き起こした。本来は「契約などにおける免責事項(英語ではOwn risk)」を表す概念だったが、現在は強者が弱者を助けることを拒否し、そうした状況を嘲笑するニュアンスで使われることもある。こうした多義的な日本の「自己責任」という言葉を台湾の言葉に翻訳する場合、やはり一言で表すのは難しい。今の日本社会で、妊娠や高齢ということは「自己責任」の範囲にあり、人に迷惑をかけないようにひたすら我慢すべきという意識が働いているのかもしれない。日本人は幼いころから徹底的に「他人に迷惑・面倒をかけない」ことを美徳として身に付けるが、それが今では逆に「迷惑や面倒をかけられることを許さない」といった負の気持ちを増幅させる原因になっているようだ。

>一方の台湾では、自分と他人との関係は、凸凹の面が組み合っているような状態だ。相手に迷惑をかけることがあるかもしれないが、逆に相手が困っているような状況なら、その面倒は引き受ける。多くの接点があるために、その摩擦からトラブルが発生することも避けられないが、孤立することもない。
=引用終わり=

社会人=社会をつくる一員として、子供たちが自由に追求できる世を目指して、「お互い様」が当たり前の社会をつくっていきたいと強く思う。

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2019年01月17日

日本人が失いつつある力

社会全体が学歴よりも、本当に必要な能力を求めて人材募集をするようになってきましたが、
一部大手企業ではまだまだ学歴偏重が続いているといいます。

豊かさが実現されても尚私権を追い求めた末に、日本人は本来もっていいた力を失いつつあります。
それは、『人の力を引き出す力』

こんな話があります。リンクより
>40万人以上が受験する全国模試で10本の指に入るような成績を誇った旧帝大生が、ある避難所でボランティアを始めた。毎日大量に届く救援物資を仕分けし、種類と数量を完全に把握し、被災者に配る量を即座に計算し、不足が予想される物資を他のボランティアに告げ、補給を指示した。その正確無比な活躍を見て、いつしか「歩くコンピューター」とあだ名されるようになった。しかし激務がたたって、10日ほどでぶっ倒れてしまった。

次に物資担当を引き受けたのは、同じ年齢だけれども、若くして建設業を継いだという、高卒の若者。「とても前任者のマネはできません。僕なりのやり方に変えさせてもらっていいですか?」。もちろん、「歩くコンピューター」のマネができる人間なんかいないので、誰も異を唱えなかった。

その若者は物資を種類ごとの「島」に分けた。インスタントラーメンの島、ミネラルウォーターの島、使い捨てカイロの島。その島が低ければ「あ、調達しなきゃ」というのが一目瞭然。物資の仕分けも簡単で、それぞれの「島」に積めばよいだけ。物資の種類も量も、ザックリとだが誰の目にも分かりやすくなった。

「歩くコンピューター」が健康を回復し、再び救援物資の管理をしようとしたら、その必要もなくなっていた。皆が誰の指示も仰ぐことなく、自主的に仕分けし、不足する物資を調達してくるようになっていたからだ。

>学力という意味では「歩くコンピューター」の方がはるかに上だったろう。記憶力、論理能力、計算能力、そうした「お勉強」の力は、誰よりも卓抜していた。しかし、特別な能力がなくても皆が自立的に判断することができ、自主的に活動し、集団がトータルとして活性化したのは、建設業の若者の提案したシステムの方だった。

個人の能力が優れているよりも、システムとして優れていることの方が大事なのかも。ひとりの能力が輝く一方で他の人たちが指示待ちになってしまう仕組みより、誰もが自主的自立的に能力を発揮する仕組みの方が優れているのかも。そう痛感させられた経験だった。

>2001年、私は中国に渡った。中国が現在のように発達し巨大な経済力を示すようになるとは、大半の日本人はまだ信じていなかった。中国の人も、当時、日本人に敬意を抱いていた。その旅先で、興味深いことを聞いた。

「中国人は会社に勤めると、自分の功績を大きく見せるため、『自分がいないと仕事が回らなくなる』ようにしてしまう。そのせいで、その人がいなくなると、どうしたらよいのかさっぱり分からず、大混乱する。その点、日本人は、自分が異動しても問題なく仕事が回るように引き継ぐ。自分にしかできない仕事にするのではなく、誰が取り組んでもそれなりの結果が出る仕組みに変えていく。これを中国人も見習うべきだ」

私はへええ、と驚いた。そして、記憶に刻み込まれた。というのも、それからしばらくして小泉政権がスタートし、「トップダウン」という言葉が流行すると、優秀な人間が「既得権益」を守ろうとする暗愚な凡人たちを怒鳴り散らし、「俺がいなけりゃ回らない」というリーダーシップ(?)を振るう人が日本に増えていったからだ。もしかしたら、今世紀に入って以降は、中国人が日本人化(自分でなくてもシステムが回るようにする)し、日本人が中国人化(自分がいないとシステムが回らないようにする)していった歴史だったのかもしれない。
=引用ここまで=

私権を追い求めるあまり、日本がここまで成長を遂げてきた源でもある、『集団での追求力』を失っているのではないでしょうかm052.gif
中国がここ十数年で宇宙開発をはじめ、科学技術の発展が著しいのも、日本人のもっていた『人の力を引き出す力』を高め、
集団での追求力が上昇しているからかもしれません。

しかしここ数年で日本でも、学歴主義社会の崩壊、本物の追求力への欠乏が顕在化してきていますm051.gif
※躍進を続けるUNIQLOでは、とにかく「チームで仕事をすること」=「チームで考え実行する」ということが徹底されています。
一つの成果を出すために全部署が連動し、互いに巻き込み合いながらまさに集団で追求している。

激動の時代、『集団での追求力』を高めることができるかが鍵となります。
とくに次代を担う子どもたちの追求心に蓋をせずに、自らも『仲間との追求』の中に身を置いて、追求する姿を見せていくことが、
現代の大人に託された重要な役割です。

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2019年01月16日

板室温泉大黒屋③ ~客との充足関係ができれば接客マニュアルはいらない~

栃木県の板室温泉街の中にある創業450年を超える老舗旅館「大黒屋」の取組みを紹介しています。その老舗旅館に全く異質と思われる現代アートを取り入れたのが室井俊二社長の取組みについて、今回も「ちっちゃいけど世界一誇りにしたい会社」(坂本光司著:ダイヤモンド社)から要約して紹介します。

板室温泉大黒屋の接客の元になっている「宿泊客一覧表」というシステムがあります。
この仕組みを作ったのは、池田春子さん。室井社長が「現代アートを経営に取り入れる」と宣言し、従業員がどんどん辞めていったときに、たった一人残った人。地元の主婦だった池田さんは当時喫茶部門のパートでしたが、従業員がいなくなったため、フロントを任されるようになります。そのとき素人の視点で作り上げたのが「宿泊客一覧表システム」だったのです。

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2019年01月10日

板室温泉大黒屋②~価値を共有するサポーターづくりの取組み

栃木県の板室温泉街の中にある創業450年を超える老舗旅館「大黒屋」の取組みを紹介しています。その老舗旅館に全く異質と思われる現代アートを取り入れたのが室井俊二氏。今回も「ちっちゃいけど世界一誇りにしたい会社」(坂本光司著:ダイヤモンド社)からの内容を要約して紹介します。

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1986年に室井氏は父親の跡を継いで、16代目当主になります。そしてアートスタイル経営でいくと決心していたので、これまで宿にあった掛け軸や置物を売り払い、次々と現代アートに室内を替えていきますが、従業員には全く理解してもらえませんでした。

「どうしてこんなものにお金を使うんだ!」 「社長は頭がおかしくなったんじゃないか!」

従業員は陰でそう囁き、一人辞め二人辞め、とうとう古い従業員で残ったのは一人だけ。
跡をついでからの5年間は“まさに針のむしろ”だったそう。そんな苦境の中でも、室井氏の改革を了承した父親の度量の大きさと、奥さんの後押しで、この経営スタイルを貫きます。そして1991年には、菅木志雄氏の「天の点景」と題した作品を配した庭を造り、同時に建物を改装。8000円(税込)だった宿泊代を16000円(税込:当時)に値上げしました。

現代アートが「空気感」を作る → その空気感に惹かれた人たちが客として繰り返し訪れる

それでも室井社長の思い描くこのサイクルに、徐々になり始めたそうです。そしてこの独特の経営スタイルに興味を持つ人が働き手としても集まるようになりました。そこにある事件が起こります。

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2019年01月06日

社会を元気にする、元気な企業の特徴②~全員経営~

リンク①につづき、社会を元気する、元気な企業の特徴とは。。。
これから就職活動を控える学生のみなさんはぜひ一読くださいm049.gif

前回は「太陽女子」について書きましたが、
元気な企業というからには、“若手だけ” “ベテランだけ” “経営者だけ”それぞれが元気なだけでは、
本当に元気な企業とは言えないでしょう。

では、“若手もベテランも経営者も、みんなが活力を持って働いている元気な企業とはどんな企業なのでしょうかm052.gif

大きな共通事項の一つが、若手~ベテランまで一貫して社員みなが『経営者の視点』をもっているということ。
経営者視点で働くというのは、自らの組織・その先の社会までをより良くしていくにはどうする?と
常に頭を使って、周りの人の力を引き出しながら働いてくこと。
自ずと多くの人と関わり、多くの人の期待に応えることで、活力も上がっていきます。

そして一人一人の社員が経営者視点を持つことで、この激動の時代でも生き残っていく組織力を高めていきます。

松下幸之助も、「日本人は衆知を集める国民」だといいます。
https://toyokeizai.net/articles/-/55920 より引用
>「いつも、わしが、多くの人の知恵を集めんといかんということを、言っておるけどね。けど、まあ、これは、わしの専売特許でもなんでもない。もともと日本人は、こういう、衆知を集める国民なんやな。きのうの夜な、ある人からもらった本を、読んどったんやけど、そういうことが書いてあるんや。

また、八百万(やおよろず)の神々の共同生活が、古事記に書かれているそうやけど、神さんたちが、つねに衆議によってというか、神さんたちの知恵を集め相談しつつ、物事を決め、取り行っている。天照大神は最高位の神さんやろ。けれども、専断、専行しておらんわね。こういう傾向は、日本人が、なにかを行う場合は、いつも衆知を集めてやってきたことを示しておるのではないかと思うな。

聖徳太子さんは『十七条の憲法』を定めておられるけど、あの中にも、独断で物事を決めたらいかん、必ず多くの人と議論して決めなさい。多くの人と議論を尽くせば、物事の真理も明確になると言うてるね。これも衆知を集めることが大切やという表れやな。

戦国時代というと、きみ、大将が独断でやっておったように思うけど、名君良将といわれた人は、ほとんどが衆知を集め、家臣の声、世間の声を聞き相談して事を決しておるわけや。早い話、あの信長でさえ、桶狭間の合戦のようなときでも、結果としては、ただひとり、城をうって出るということをしておるけど、それでもやはり、その前に、重臣たちの意見を聞いとるわけや。そのうえで、その衆議を上回る知恵を自ら生み出しておるわね。徳川幕府においても、将軍を補佐する複数の老中をおいて、そこで衆知を集めて政治を行っていたとも言われておる。

このように、武士の時代、封建時代にあっても、やはりその時その時、その場その場に応じて、できるかぎり衆知を集めながら最善の道を求めて、共同生活の運営をしていくということが行われてきたわけや
=引用終わり=

実は、日本はもとより、海外でも躍進を続ける『ユニクロ』もそんな日本人の“衆知を集める”精神を基に全員経営を目指しています。
https://www.fastretailing.com/jp/ir/direction/interview.html より引用
>グローバルワン・全員経営の経営体制を実践

すべての社員が経営者マインドをもつ企業

「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」という企業理念は、ファーストリテイリングを良い会社にしたいと思い、掲げたものです。社員全員がクリエイティブな力を発揮して、イノベーションを起こす会社にしたい。本当に良い服、最高のサービスをお客様にお届けしていきたいと思っています。

我々が最も大切にしているのは、世界中の全社員が、「グローバルワン・全員経営」の精神で、情熱的に仕事をすることです。各エリア、各事業で、最も成果が上がったことを、グループ全員で共有して実践する組織です。一般的に小売ビジネスは、マネージャーが考えて指示を出し、店舗の販売員がその指示に従うという組織構造です。しかし、ファーストリテイリングでは店舗のアルバイトからトップ経営者まで、すべての社員が経営者マインドをもち、自らが考えて、お客様に最高の商品、最高のサービスを提供するという「全員経営」を実践しています。
=引用終わり=

激動の時代、変革期待の高まりが顕著な現代、改めて本来の日本人の精神ともいうべき『全員経営』が着目されています。
多くの企業は、「全社員が経営者の視点を持つ」という“視点”止まりの対応をしていますが、
類設計室は文字どおり『全社員が経営者』として実際に登記されています。
「自分たちの生きる場は自分たちでつくる」という創立時の志のもと、若手社員からベテラン社員までが実際に経営者として、経営に“参加”しています。
経営情報も全社員に開示され、社内ネットでは全社員が発信と評価ができ、若手もベテランも関係なくみんなが本気で追求する基盤があります。
だから、とことん踏み込み合うし、とことん追求する。だから、活力高く働けています
これから先どんな時代になろうとも、全員参加経営のもとみんなの衆知を結集し、みんなで追求し、社会に活力を生み出し続けていけるでしょう。
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活力ある社会をつくっていく、活力あふれる企業の特徴として、『太陽女子』『全員経営』を紹介しました。
就職活動に臨むみなさんは、どんな企業なら活力高く働けそうか?をぜひ判断軸としてみて下さい。

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2019年01月01日

板室温泉大黒屋① ~仕事は辛いもの?いえいえ楽しくできる術があります~

★☆★☆★☆★☆★☆★  謹 賀 新 年 ★☆★☆★☆★☆★☆★

写真はコチラからお借りしました

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昨年末には「暗黒のクリスマス」と呼ばれる株価大暴落がありました。今年もアメリカ・中国の関係が予断を許さない状況が続きそうな気配です。常に状況を把握し臨機応変に「どうする?」を追求すべき事が益々多くなりそうです。
今年も皆さんに参考となる事例を紹介し、一緒に明るく追求していきたいと考えております。

さて正月ということで、今回は湯けむり香る栃木県の温泉旅館のお話。
東北新幹線・那須塩原駅から車で30分ほど、那珂川沿いに旅館が立ち並ぶ板室温泉があります。その温泉街の中に室町時代1551年に創業した「大黒屋」という県最古の老舗企業と言われる観光ホテルがあります。
その老舗旅館の庭には、今では現代アートのオブジェが点在し、広いサロンではアーティストの作品展が開かれ、廊下にも室内にも至る所に芸術作品が飾られています。これらの現代アートの数々が、周囲の自然や雰囲気に溶け込み、板室温泉大黒屋の“空気感”を作っているのです。

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2018年12月27日

社会を元気にする、元気な企業の特徴①~太陽女子~

冬になり、だんだんとインターンシップ等の就職活動の動きが活発になってきました。
就職活動中の学生から(特に女子学生)よく出るのは、 明るい雰囲気の会社で仲間と一緒に楽しく働きたいということ。

“元気な企業”と聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょうかm052.gif
多くの人が、働く人が笑顔で働いている企業をイメージするでしょう。

では、社員がみなが笑顔=楽しく働いている企業の特徴は何でしょうかm052.gif
多くの企業で共通しているのは、『女性社員が元気』であるということ。
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『太陽女子』という言葉があります。
太陽女子=みんなの活力を高められる女性
常に相手発で物事を考えていて、相手をやる気にさせたりする振る舞いのできる人。

“相手発”というのが重要で、会社で発生する課題を自分以外の仲間に発生した課題でも“自分ごと”のように捉えられるか。
課題を通して壁にぶつかったときも、“自分だけ”の課題ではなく、“みんなの課題”として捉えられるかが重要。
そうやって、みんなで乗り越えていく空気をつくることが、どんな壁もみんなで乗り越えていこう!という意識に繋がり、会社全体の活力にも繋がります。

当たり前ですが、太陽女子がたくさんいる会社は元気m051.gif
多くの企業が(本気でこの激動の時代を生き残っていきたいと考えている企業ほど)、太陽女子を求めています。
気をつけておきたいのは、メディアでよく取り上げられる小手先のスキルのような女子力とは違うということ。

そしてもう一点、企業の生き残りの明暗を分けるのは、『追求力』
答えのない課題だらけの社会で答えを出し、新しい社会を作っていくことが企業には期待されています。
社員一人一人の追求が不可欠なわけですが、その追求レベルを引き上げることができるのも太陽女子。
活力UP→追求レベルUP→社会全体の活力UP へと繋がっていきます。

ぜひこれから就職活動を進めていく学生のみなさんは、その企業に『太陽女子』はいるか?という視点で、
企業を見てみて下さい。
これからの社会を変えていく、素敵な企業がきっと見つかるはずです。

関連過去記事もぜひ一読下さいm027.gif
↓↓
http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2009/11/735.html 女が元気な会社ほど組織として強くなる!

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