共同体・類グループの挑戦



 
活力再生需要を事業化する
77403 活力再生需要に対しては、『供給者不足』
 
安西伸大  ( 30 岐阜 会社員 ) 04/09/05 PM09 【印刷用へ
みんなに正確な状況を伝える役割を果たすべき、マスコミや官僚や学者=統合階級の認識では、民間には『3つの過剰』が存在していることになっています。

いわゆる『過剰設備・過剰債務・過剰雇用』=『供給過剰』です。

しかし改めて考えてみると、こうした状況認識に違和感を感じます。

確かに、不必要な設備や返すべき借金や生産性の上がらない人材を抱えた経済主体が存在していることは事実でしょう。

しかし、それらの多くはあくまでみんな期待からズレた、物的需要=旧い需要に過剰に投資した結果として発生した供給過剰であり、特に民間の経済主体であれば、それらは日々の市場淘汰圧力によって自然に合理化されていくはずのものだと思います。

また長期為替レートでみても、変動相場制に変わった71年以降、一環して円高基調となっており、それだけ日本の生産性が評価されつづけている、ということであって、先行きを悲観する必要など全くないと思います。

逆に、現実社会から隔離された空間に居座って、悲観ばかりしている彼ら統合階級こそ、もっとも合理化や淘汰に無縁な存在と化しており、彼らの作り出してきたものこそ、過剰=ムダそのものなのではないでしょうか?

これでは、新しい現実を直視して、日本国内に膨大に潜在している、物的需要に代わる新しい需要=類的需要の萌芽に気づくことすら、難しいのでは、と思います。

>ポストカードに留まらず、心の潤いを求めた需要というのは着実に存在している。美容・健康志向やペット需要などもそう。さらに、なんで屋でも時々出会う、悩み相談も・・・。しかし、この時代閉塞の中で、これらは当然の需要でもあり、『心の潤い』からさらに『活力再生』を求める需要なのではないかと思う。みんな『活力』を欲しがってる。(77001浅田さん)

『活力再生の必要性』という視点をもとに、改めて社会を俯瞰してみると、浅田さんが指摘されたような需要は、ほかにも、老人介護の領域や、子育て支援の領域など、担い手が必要なものは沢山ありそうです。

また、集団、とりわけ家庭のなかでは、悩み相談も、お年寄の世話も、子育ても、当たり前のように無料で行われていたのが、もはや家庭内では処理しきれなくなり、集団の外に溢れ出てきています。

現実には、『供給過剰』ではなく『供給不足』である類的な需要領域が膨大にある、ということです。

こうした脱集団系の、未だ市場化されていない潜在需要に気づき、それらを担う真っ当な供給者に対して、国家紙幣によって積極的に支援していくことこそ、次代の社会統合者に期待される役割だと思います。
 
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