共同体・類グループの挑戦



 
仲間で会社を作るには?
15926 「やりがい」のある仕事って?
 
西谷文宏  ( 24 和歌山 建築設計 ) 01/11/11 AM02 【印刷用へ
先程の問題点とは、少し論点がずれますが、少々気に掛かるので意見します

ここのところ、議論の中で「やりがい」という言葉がキーワードになっているようです
しかし、僕はこの極めて曖昧な言葉が、より議論を感覚的でわかりにくくしている気がします

はたして「やりがい」とは何なのでしょうか
語彙的には、「やって甲斐のある(仕事)」と考えられます

ここで考えたいのは、「やる前から甲斐があるとはどういうことであるのか?」と言うことです
結論から言えば、そんなものは存在しません

課題と言うものは、期待→取り組み(闘争)=応望→結果→評価と言うプロセスを踏みます
それぞれのフェイズに置ける事の大小・難易度の差はあれども、このプロセスのどこが欠けても、意味を成しません
仕事に甲斐があったとは、このプロセスが全うされてこそ存在しうると僕は考えます

また同時に、その結果に玉川さんが依然仰られていた、「自分のため=相手のため=皆のため」と言う図式が成り立たなければ、「甲斐」など有り得ないでしょう
単に自分の為になるだけならば、単なる独り善がりであり、甲斐=自我に過ぎません

(あと付け足すならば、課題の「未明度」が高いほど、甲斐があると考えられます。なぜならば、未明度が高い課題に取り組むと言うことは、それだけ皆の期待を背負っているということであり、またその結果に捧げられる評価も当然高いからです)

こういったプロセスを見据えず、事の始まる前に「甲斐」を求めても、そんなものは空虚ではないでしょうか
「甲斐」とは、何度も何度もこのプロセスを繰り返す中、「評価」と「実績」が積み重なる中でこそ実感されるもののはずです
ろくに課題に取り組みもせず、仕事に対して「甲斐」を求める若者の姿は、闘争忌避の逃げのように感じますし、無いもの強請りの要求主義とも取れます
また、やたらと「甲斐があった」と言うその姿は、課題策定が甘いか、もしくは単なる自己満足のように感じます

「我が社はやりがいのある職場」ですと言う企業側の言葉にも、なにか胡散臭さを感じます
一体、何がどういう風にやりがいがあるのか、事細かに説明して欲しいものです

 
  この投稿は 15922 への返信です。
  この投稿に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_15926

  この投稿に対する返信とトラックバック
173743 自我 ロケット 08/04/08 PM09
163595 若者が求めるやりがいとその違和感 菅野敬子 07/10/16 PM10
163510 場の充足を高めるには??  稲 花 07/10/15 PM04
163450 「やりたいこと」がみつかれば「活力」がでるというのは錯覚 清水昌広 07/10/14 PM01
163399 仕事の教育にも必要 ささみ 07/10/13 PM10
「やりがいのある仕事」とは!?〜これは必読!! 「共同体・類グループの挑戦」 07/06/15 PM02
124672 やりがいと主婦 匿名希望 06/07/03 AM11
54764 皆のお金の使い道を考えれば 加藤弘行 03/05/12 PM11
15927 「やりがい」に潜む社会的欠乏 阪本剛 01/11/11 AM04

[過去の投稿へ]
[一覧へ戻る] [新しい投稿へ]